■『神のものは神に』
「イエスは言われた。
『それならば、皇帝のものは皇帝に、
神のものは神に返しなさい。』」 (ルカ20:25)
神のものとは何か。神への礼拝は、それを私たちの心と歩みに教え続けます。「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」(ローマ12:1~2)
その上で、その他のことを考えていきます。なによりもまず、神への従順と信頼です。「常に主を覚えてあなたの道を歩け。」(箴言3:6) この幸いと栄光が、この世では見えません。その意味で、世は闇です。しかし、「光は暗闇の中で輝いている。」(ヨハネ1:5) キリストであるイエスが、世の光です。キリストに従う者たちは、その幸いと栄光へと進み続けます。(ヨハネ8:12) 神のものを神に返しながら、神への信頼と従順の中で、その他のものに従います。皇帝に従うこともまた、その中にあります。
人の子イエスは、「主を畏れ敬う霊」に満たされた御方です。(イザヤ11:3) 限りなく霊を与えられて、神の言葉を話されました。(ヨハネ3:34) このときも、問いかけた者たちにふさわしく神の言葉を話されました。問うた者たちはまったく不真実でしたが、答えた御方は真実でした。その答えは、神の御前を生きる命へと導く真理でした。
神のものとは何か。その人のすべてです。いやいやながら神にお返しするようなものではありません。キリストとその言葉によらなければ、その道を理解することも、進むこともできません。「わたしを離れては、あなたがたは何もできない・・・」(ヨハネ15:5)
「神のものは神に返しなさい。」